まりか、ユイ、パロウ、
女装癖のある3人の「男の娘」たちの
恋の結末は?
とうとう完結です。
※以下ネタバレ注意です。
ぼくらのへんたい(10巻)のあらすじネタバレ感想
あーとうとう最終巻です。率直な感想は、「よかったー」。
もっと悲しいことになるのかと思っていたので。
9巻までのあらすじと感想はこちら。
田村が亮介を好きなことに気づいたまりかですが、不思議と気持ちは落ち着いていました。
例え隣にいるのが自分でなくても、パロウさん(田村)が幸せであるのならそれでいいって思うんですね。
そんなとき、まりかの心の支えになるのはトモちの存在なのでした。
トモちも元女装っ子で、まりかのよき理解者。しかもまりかのことがずっと好きで今まで傍にいてくれた男の子。
次第にまりかも恋愛対象としてトモちのことが気になり始めます。
はい、まさかのトモちでしたー。
そうよね、まりかはトモちとラブラブするのが一番良いよね。
女の子としての今の生活があるのはトモちのおかげといっても過言ではないですもんね。
まりかは亮介と幸せになるのかしらと思っていたのですが、この選択はよかった。
ただまりかの寝顔を悲しげに微笑みながら見ていた亮介は切なかったけど・・・
結局まりかはあかねちゃんやトモちと一緒に共学の高校に進み、卒業後はOLさんに。
亮介は大学生になり、中学生のときにちょっとだけ付き合っていたはっちと再会。ああ、またはっちと仲良くなれたらいいね。
田村はずっと亮介のことを好きなようですが、よき友人関係のまま。
高校のクラスメイトの岩井くんと一緒の劇団でお芝居をしているようです。思う存分女優(?)をしておりました。
タイトルの「ぼくらのへんたい」って女装するぼくらは「変態」の意味でとらえてたのですが、蛹が蝶に「変態」するようにぼくらも成長し「変態」したよ、の意味でもあるのですねー。(つか始めからそっちの意味?)
今後もそれぞれ困難なこともあるけど、きっとみんな幸せに暮らしていくのでしょう。
悲しいラストじゃなくてよかった!