逃げるは恥だが役に立つ(1~5巻)海野つなみ ネタバレ感想

あらすじ
大学院卒だけど派遣切りにあい、求職中のみくり25歳。みかねた父親の紹介で、36歳独身男・平匡の家事代行のアルバイトを引き受けることに。お互い満足する雇用関係だったのですが、みくりは家族の事情で仕事を続けられない事態になります。現状を維持したい二人は、契約結婚という道を選ぶのですが…

以下ネタバレ注意です。

逃げるは恥だが役に立つ(1~5巻) 感想 ※ネタバレ注意

求職中のバイトとして平匡さんの家事代行を引き受けていたみくりさんですが、両親が田舎暮らしをすることになり、一緒に引っ越すか、一人東京に残るかの選択にせまられます。
みくりさんは現在求職中の身。週1の家事代行の仕事では一人暮らしするほどの稼ぎにはなりません。
雇い主である平匡さんもみくりさんの仕事ぶりが気に入っていて辞めてもらいたくなかったので、二人は考えた末、結婚しようということになりました。(籍は入れずに事実婚ですが。)
ただし、それは住み込みの家政婦として二人が同居するために、世間体を考えての契約結婚。表向きは夫婦なんですが、二人の間には恋愛感情や体の関係はなく、あくまでも雇い主と家政婦さんの関係。

そんな二人の秘密の生活がスタートするのですが、お互いの身内や、平匡さんの会社の同僚たちになんか新婚らしくないって色々疑われちゃうんですね。
で、二人は親密感を出すようにと、月に2度ハグするという契約恋人にもなります。
毎日一緒に生活して、たまにハグする…そんな生活を続けるうち次第に二人はお互いに惹かれ合って行きます。
みくりさんはもう少しお互いの距離を縮めたいところなんですが、平匡さんは36歳童貞しかも草食男子で、傷つくのが怖くて、これ以上先に進みたくない、いや、進みたい気持ちはあるんですけど、壊れるのなら今の関係でいい、みたいな、二人の気持ちに少しズレがあって、進展しそうでしない二人の関係にやきもきさせられますっ。

そもそも二人は雇用関係で、みくりさんは家事をすることで平匡さんからお給料を貰っているわけですから、本当の恋人、夫婦関係になっちゃうと、家事に対して給料もらい続けるのも変だし…
このあたりの問題がこのマンガの核心なんですけど、果たして結末はどう持っていくんでしょうか。

平匡さんは、このマンガ上では見た目はイケメン設定のようなんですけど、正直なところあまり私の好みの男ではなく、性格も可愛くないし(ゴメン)、個人的にあまり平匡さんに対して萌えないというか…
いや、みくりさんが萌えてたらそれでいいんですけど(笑)

私の男の好みはさておき、ストーリーが他のマンガにはない感じで、二人の会話も賢くて読んでいてすごく面白いんです。もうどんな結末になるのか気になって気になって。次巻の発売が待ち遠しいー。

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